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アロマで爪のケア~自宅でもサロンでも取り入れる前に知りたい3つのポイント~

こんにちは。化学の視点から学ぶメディカルアロマスクールAromamanの真木です。

仕事柄、ネイルサロンとは無縁だった私。

キレイなネイルで女子力がありそうな人を見ると、いいなぁと羨ましく思っていました。

でも、ネイルをしていなくても、とってもキレイな爪・キレイな手をしている人がいることに気づき、ネイルケアを楽しむことを知りました。

私と同じように、「ネイルサロンで爪をキレイにして欲しいけど、仕事柄(または別の理由で)ネイルはできない…」「でも、キレイな爪には憧れている」という方。

また、ネイルサロンを経営していて、アロマを使ったオイルを使用している・取り入れたいと思っているものの、アロマについてはしっかりと学んだわけではない、という方はいませんか?
そのような方に向けて、今日はアロマを使った爪のケアを取り入れる際のポイントと注意点をお伝えします。

・自宅で簡単にできる、爪のケア方法が知りたい方

・自分の爪に自信が無くて、ネイルサロンに行けないから自分でケアを頑張っている方

・ネイルサロンを経営していて、オイルやクリームを使ったケアを取り入れている方

・仕事柄ネイルはできないけど、健康的でツヤのある爪を保ちたい方

このような方は、是非最後までご覧ください。

爪のケアにアロマがおススメな理由

爪のケアにアロマがおススメだと言われるのは、なぜだと思いますか?

爪は、皮膚の一部です。

肌が乾燥したり、血行が悪くなると、爪も同じように艶が消え、傷んでいきます。

爪の生え際と第一関節の間には、爪母(そうぼ)という爪を作っている場所があり、オイルやクリームをしっかりと刷り込むように塗ると、爪の付け根の血行が良くなるだけでなく、栄養が届きやすくなり、働きが活性化されます。

この時、「精油」が入ったオイルやクリームを使うことで、より早くキレイな爪を再生させることが期待できます。

アロマテラピーでは、植物から採れた精油を使います。

芳香成分に見られる効能から使用する精油を検討するのですが、爪のケアでは「血行促進作用」や「鬱滞除去作用」といった、滞った流れをスムーズにしてくれる作用を持つものがおススメです。

また、精油の芳香分子は大きさが非常に小さく、皮膚の本体「真皮」にまで入り込んでいきます。

そのため、精油を入れたオイルやクリームを塗ることで、より早く、キレイな爪が生えてくることが期待できるのです。

爪のケアに適したのアロマ(精油)の選び方

一つ目のポイントで、精油の芳香分子の中には「鬱滞除去作用」や「血行促進作用」などが期待できるものがあると挙げました。

爪は皮膚の一部であることから、「皮膚組織再生作用」がある芳香分子を持つ精油も適しています。

また、分子量が特に小さい柑橘系精油は、より早く浸透させるためのブースターとして使用されることもあります。

芳香分子の固有作用で見てみると、下記のものが該当します。

・鬱滞除去作用:α-テルピネン、γ-テルピネン、α-セドレン、β-セドレン、α-ヒマカレンなど

・血行促進作用:クマリンなど

・皮膚組織再生作用:カマズレン、パチュロールなど

・皮膚弾力回復作用:ゲラニオール、ネロールなど

一般的にネイルケアにおススメとされ紹介されている精油は「レモン」「ゼラニウム」などですが、上記のような固有作用をもつものならば、手持ちのもので代用することも可能です。

香りの好き嫌いも考慮しながら、自分で選択できるようになると、爪のケアも楽しく続けることができますね。

爪のケアにアロマを取り入れる時に注意すること

アロマテラピーを取り入れる際は、精油の禁忌や注意事項を知って使用することが大切です。

爪が皮膚の一部であることを考えると、ネイルケアで使用するには、「皮膚塗布」での使用に注意事項がある精油を知っておくことが大切です。

(皮膚が荒れている場合は精油の使用はおススメできません)

注意が必要な精油は、「皮膚刺激を指摘されている精油」や、「圧搾法で採油された柑橘系精油」などになります。

「皮膚刺激」の可能性がある精油と言えば、フェノール類やテルペン系アルデヒド類といった芳香性分類を持つものや、柑橘系精油が該当します。

肌が弱い方は、あえてこれらの精油を使用することは避けた方が良いでしょう。

また、「圧搾法で採油された柑橘系精油」の中で、光毒性のあるレモン・ベルガモット・オレンジビター・ライムは、日中使用することで火傷のような状態を引き起こす可能性があります。

その原因となる「フロクマリン」という成分が省かれた「フロクマリンフリー」の精油を使用するか、日本産柑橘精油に多い「水蒸気蒸留法」で採油されたものを使用することをおススメします。

柑橘系精油は身近な存在で、特にネイルケアというと「レモン」の精油を勧めている方が多いのですが、使用方法・採油方法には十分注意しましょう。

ネイルケアオイル/クリームの作り方

・ロールオン容器/マニキュア容器/クリーム容器

 ・キャリアオイル(ホホバオイル、スィートアーモンドオイル、アルガンオイルなど)

  もしくはシアバター・クリーム基材など

 ・精油 

 容器にキャリアオイル/クリーム基材を適量入れます。

 精油は0.5~2%濃度になるよう計算し、計算した滴数入れます。

  

 クリームの場合はマドラーなどで混ぜ、オイルの場合は容器の蓋をしめ、軽く上下に回すと
 混ざります。

  ※最初は低い濃度から試しましょう。皮膚に異常が出た場合は使用を中止し、皮膚科を
   受診してください。

  ※精油の滴数計算についてはこちらの記事をご覧ください⇒こちらをクリック

まとめ

病院での診察時、医師が爪の変色や変形、爪割れなどから健康状態をチェックすることがあります。

爪には約半年前からの栄養状態が現れるとも言われていて、艶のある健康的な爪に戻すためには、爪のケア以前に質の良い睡眠や栄養摂取をはじめとした日常生活の見直しやストレスケアも必要です。

そのうえで

・爪のケアに適した精油を選び、取り入れる

・皮膚刺激や光毒性のない精油(日中)を使う

といったポイントを意識したケアを続けることで、より早く、キレイな爪を蘇らせましょう。

アロマはストレスケアにもおススメですよ!

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  • この記事を書いた人

真木 真奈

通算10年程製薬企業のMR(医薬情報担当者)として勤務。

お薬を否定せず、「自然療法は正しい知識で」取り入れることをモットーとしたわかりやすいレッスンや、効率良く学び「全てのアロマ資格に一発合格」した経験を活かした資格試験対策も好評。

・NARD JAPANアロマインストラクター
・MAA認定メディカルアロマプラクティショナー
・JAAトップインストラクター
・yuicaインタープリター
・コスメ薬事法管理者

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